この30年間に急増した疾患の代表に、
(1)アトピーを含むアレルギー性疾患
(2)発達障がい
(3)がん
の3つがあります。
その原因として、農薬や食品添加物など食環境の問題と、妊娠中の子宮内環境の変化が挙げられています。
実際の、わたし心の医療の外来でも、軽度の発達障がいをもつ方は増加しており、
2人に1人程度の頻度になっています。
その多くの方が、学校や職場でコミュニケーションの問題や孤独感を抱えています。
当日の講演では、家庭や職場・学校で起きてい不適応症状と、その発症メカニズム、原因となる養育期の問題について臨床医の視点で解説したいと思います。 また、心の健康を維持するためには、どうしたらよいか? その延長線上にある、がんの予防についても、一緒に考えてみたいと思います。