誹謗中傷を行う投稿者の個人情報の開示決定・損害賠償請求
クリニックに対するインターネット上での誹謗中傷が一部クチコミサイトにて確認されていました。これらのクチコミについて、東京地方裁判所にクチコミ投稿者の情報の開示請求を行い、情報の開示が認められました。 今後は開示された情報をもとに対象となったクチコミの投稿者に対して、名誉毀損等による損害賠償請求として法的責任を追及する予定です。
今回の申立の経緯として
ネット上での誹謗中傷に悩んでいる人はたくさんいます。
自分が書き込まれたことを考えれば、普通の人には耐えられない行為だと自覚してください。誹謗中傷を行う人は、自身がその生い立ちのなかで、親や兄弟、中学・高校の同級生、職場から言われた誹謗中傷を思い出しては、自分がされて嫌だったことを、第三者に押し付けていることを自覚してください。
それが悲しい心的外傷から起きていることをよく理解はしています。
本来与えられるはずの幼児期の愛情と、中学・高校時代に得られるはずの友人とのつながりを得られることなく、それを周りのせいにするのは、あなたの大切な人のためにも、今日からやめましょう。
怒りや憎しみから得られる感情は自身と家族を不幸へ導いていきます。
クリニックの患者でないかたからの投稿もありました。診療行為に対する個人の考えにとどまらず、
社会的評価をも低下させるような投稿は放置できるものではありません。
面白がって行う投稿者は自分自身のクチコミ投稿により生じた損害の責任を負わなければなりません。
クリニックの環境の維持のため
若い人には正しい方法で自己主張する手段と思考を身に着けて欲しいです。
衝動に駆られるのではなく、憲法のもと、公共の福祉の範囲の中で、地道に緻密な準備と計画を行い、それに共感する仲間を得て、初めてものごとは動くと思うのです。それをつくるのが中学・高校の教育であり学習習慣であり、そこに集った友達なのです。
患者様および関係者の皆様にはご心配をおかけしておりますが、安心してクリニックをご利用いただける環境を維持するためにも今回の措置は必要と考えておりますので、何卒、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
令和6年6月24日
