会社員が、職場のストレスなどが蓄積して、メンタル不調になって出社困難になり休職をしたとします。
そのうち、何人が職場に戻れるか?というと、私の経験上、大体半分です。
職場に戻れた半分のうち1年後、2年後、職場に残るのはさらにその半分です。
つまり、元の職場には4分の1しか残っていないことになります。
では、4分の3の人は社会不適応で未来が無いのか?というと、そうではないんです。もとの職場なり、もとの会社が合わないんです。会社や職場を変えれば十分にやっていける可能性はあるのです。
そう考えると、1回目の休職のときに十分に時間を取って、元の会社に戻る発想だけでなく、転職も視野に入れて就職活動を行う事が、とても大切だと思います。
考えてみてください。大学生だって、1年から2年かけて苦しい就活をしているのです。
30代 ~ 50代が3か月とか半年で自分にあった職場なんて見つかるはずないんです。
1年以上は準備期間が必要になる、もしかしたら3年も5年も準備が必要なのかもしれないんです。