今年(2023年)に入って復職現場は混乱しています。
もうすぐ、コロナが「第5類」に移行し、実質通常化するのを受けて、これまで、休職をされていた労働者の復職条件が3年前のコロナ開始前に戻りつつあるのです。
ですが、3年も経っているとと「前がどうだったのか?」思い出すことも難しい状況になっており、現場は混乱しています。
例えば、リモート就労があたりまえだったのが、急に「効率が悪い」という理由で「わが社は、もともとリモートの会社ではありません」と4月に新入社員を迎える前に復職を促す会社も現れます。「弊社は復職前に必ず産業医との面談を受けていただきます。」「完全に治ってからお戻りください」「3月には戻れますよね?」「現状を記した診断書を医師にもらってください」
そう立て続けにくると、休職者は「今まで自分は何をしていたのか?」と、一気に不安を掻き立てられ焦りだしてしまいます。
さらに、復職時には「何か自己PRできるものを持参するように」と指示する会社も現れており、人によっては大混乱しています。
この混乱した状況を切り抜けられる人は、規則正しい生活をこれまで通り続けられる人です。