不登校の学生さんにとって、中間テストや期末テストに参加するかどうかは、大きな問題です。その為、あらかじめ対応を練っておく必要があるでしょう。
普段、学校を休むことに関しては、クラスメイトは意外に寛容です。
ところが、試験を休むと、「あいつは得をした」というような陰性な感情が芽生えるらしいのです。つまり、「まじめに学校に通って損をした」そんな感覚です。
必然的に参加していないのは、ズルに映るんです。
だから、試験後、ますます行きづらくなってしまう。
私は、不登校の学生さんであっても、試験だけは受けに行くように指導しています。
試験中は、答案用紙に書くことがなくても、余白に「私の夢」とか、「反省文」とか、「今後の目標」とか、何か書くようにも指導しています。
出来ないとわかっていて、敢えて行く姿は、見どころのある人間に見えるもんなんです。