現在クリニックの治療は、薬剤、心理、看護、デイケアの4本柱を研究取り組んでいます。
日々向き合っている疾患は、
(1)躁うつ病
(2)強迫性障害
(3)パニック発作(フラッシュバックと解離)
(4)発達特性(自閉性特性とADHD)
の順です。
うつ病と躁うつ病の鑑別は難しく、初期の強迫性障害を見抜くのにも研究が必要です。
まだ表面化しない、サイレントなパニック症候群を抱える主婦や学生はたくさんいます。
お薬が効かない・お薬が多い場合は、かなりの確率で発達特性が隠されています。
現在の私たちの関心事は、薬を使わない家庭療法です。現時点では、お薬と生活療法の併用ですが、いずれ、生活療法が主たる治療法に変われるよう、心理療法、行動療法を磨いているところです。