いったん崩れた心や体のバランスを再構築するには、「心」と「体」に分けて、新しい環境に適した良い行動を、心が受け入れ、記憶するまで無心に練習を積む必要があると考えています。
「心」と「体」を切り離して別々にし、次の場所での心のあり方を軽く意識化したうえで、無意識にできるようになるまで、無心に練習を積むようにしていきます。
ちょうど、床のペンキ塗りのように一枚一枚重ねるように、良い行動を体に覚え込ませていくのです。
そうしておいて、心と体の二つを一つにする作業が今回のSST「床のペンキ塗り」のコンセプトになります。