最近のベストセラー「LIFE SPAN~老い無き世界~」を読んでいると、
「生命は老いるようにはできていない」
「老化は治療できる病である」
とされており、健康なまま120歳まで生きられる時代へ突入しようとしています。
私たち精神科もまた、長生きやアンチエイジング、スポーツに積極的に関わりながらも、目の前のうつ病やパニック症の治療、アルコールや薬物依存の防止、虐待防止、自殺防止へと向き合っていく両極性が求められているように思います。
「スポーツ精神医学」のいったんとして、今週より、「トレッドミル ラン」の導入を開始しました。
作業療法士の指導の下、長寿にむけて日頃の運動不足を補い、足腰の鍛錬を提案させていただいています。