家族画は、主に中学生・高校生を対象にした、描画療法です。
子供に家族画を描いてもらうことで、その子のパーソナリティや発達の程度、家族内の人間関係や、個々の家族構成員に対する感情がどのようなものか、おおよそ理解することが出来ます。
不安症のほとんどは、小学校の中期から後期にかけて初期形成されているのです。
その為、子供の慢性頭痛や腹痛、吐き気など、ストレス性を疑う症状の中には、母子の分離不安や別離などが原因ではないかと思われる事例がたくさん出てます。
このような時、家族画を通して子供達の感情や悩みが自由に解放できるようにしてあげると、気持ちの整理ができて楽になっていきます。
下には、実際に小学生や中学生、高校生が描いた家族画を紹介しています。
不登校期をはじめとする不安な時代が終了すると、家族画もまた新しく変化します。