国際オーソモレキュラー医学会に参加しました。
薬を使わない、がんとうつ病の最先端医療について、
この世界の第一人者が東京まで来るというので行ってきました。
グリーン・ブラット医師は海外でも大人気のセミナー講師で
自身の病院の医師と医科大の教員を兼任しており、豊富なデータを持ち、
セミナーは大学の教授が受講者として参加するほどの信頼性だそうです。
(実際に講演はおもしろく高いレベルでありながら人間的にも優れたお医者さんでした)
今回の講演のなかでは 「炎症とうつ病」というテーマもあり、
軽度のうつ病患者さんの断眠に抗炎症剤が有効で、現在、血液脳関門を通過できる
解熱鎮痛剤系の抗うつ薬の開発が進んでいるというお話もありました。
わたし自身も子どもの不眠に風邪薬をつかうことがありますが、
理屈がわかったような気がしました。
さて、最新のがん治療については11月17日の勉強会でご報告したいと思います。