ユニークな患者さんの例です。ある学校の先生でしたが、
わたしのクリニックの洗面台や鏡の手入れがなってない!と言って
熱心に注意されるかたがいました。
また、あるご高齢の男性で、この方はもともと企業専属のプロドライバーでしたが、
毎日、公道をマナーの悪い運転車を探して周るのだそうです、
そして見つけると早速追跡し警察に一部始終を報告する。
いただいた名刺の裏には警察からの表彰記録がビッシリと書かれていました。
職場でも、よく同僚に注意したり、取引先を注意したりと
問題を起こす社員さんがいますが、 自閉症者はもともとが注意好きです。
後者のドライバーのように、比較的うまく自分の特性を処理しているかたもいますが、
多くはいずれどこかでトラブルになり自分にかえってきます。
注意のタイミングや言葉づかいは場(ば)を間違うと、
相手をカチンとさせてしまい、同じタイプがぶつかると収拾がつかなくなります。
わたしの患者さんには、電車での注意などは一切しないように伝えています。
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