豊かな能力や可能性をもちながら、それを伸ばせないままに、学校や職場、地域から孤立している、こどもや若者が増えています。
わたしの経験から、彼らや彼女に、けっして能力に差はありません。 ただ、人生のエネルギーの使い方に違いがあることを感じています。
人は誰しも、親、兄弟の問題をもち、あるいは、過去の忘れることのできない出来事やトラウマ、人間関係の失敗をもっています。 残念ながら、わたしもそんな大人の1人です。
しかし過去のことにばかり、こころを奪われて、人生の大切なエネルギーを、人間関係や家族の負の歴史に使うことは、エネルギーをネガティブな方向に使うことであり、その人に能力があればあるほど、大きなマイナスの方向に人生を方向づけていきます。
人生を成功に導くために、仕事や学業を成功させるために、若者は、親の荷を背負うことのないように、ポジティブなことにエネルギーを使いきることが大切だと信じています。