大人は時に見栄や世間体を気にすることがあります。
ですが、これが行き過ぎると “病気” と同じ状態になってしまいます。
子どもの学校問題でも、必ずと言ってよいほど “見栄や世間体” が顔をのぞかせます。
たいていは、理想の学校、進学校、普通科、義理の親との関係、近所のてまえ。。
これが親子を治りにくくしている大きな原因のひとつでしょう。
わたしの経験では子どもと親の人生は全く別物です。ですから、子どもは自分の歩みたい人生を歩めばよいのです。親の意見になんて気をつかう必要はありません。
見栄や世間体に縛られた家庭では、たいてい母子の距離が近くなっているものです。
兄弟姉妹の仲はうまくいっておらず、母親に子どもへの “えこひいき” がみられます。
これらは母親の こころの“病気” のあらわれです。
こんな親を子どもが変えることなどできません。できるのは自分を変えることです。
だから、子どもは自分の好きなように生きる。自立していく。これが大切なのです。
40を過ぎた姿が君の本当の姿だから。