今日の午前は竹田市の食生活改善推進協議会総会で講演をしました。
今回は【食とこころの栄養】ということで、糖尿病やメタボリック症候群・貧血などにともなう、うつやパニック・不安・不登校が食習慣からきていることをテーマにお話ししました。
特に今回は、医学部の生化学の授業を取りいれて、カルシウム/マグネシウムの吸収障害からメンタルの変化を生じる病態を説明しましたが、主催の竹田市と市民のレベルの高さに、すでに食と健康が地域に根付いていることを実感できました。
すでに新聞紙上でご存知のかたも多いと思いますが、大分県竹田市は、食育ツーリズム雇用創出大作戦を展開中で、行政や商工会議所・商店街・観光協会・JA・食育ネットなどが中心になり、食育を通じて大分県/ハローワークと連携して雇用を創出するという優れた発想と行動のある街です。
よろしければ、こころの先生クリニックのHPリンク先にある”たけた食育ツーリズム”のページも御覧になってください。 わたしは、”竹田名水どぶろく特区” でできたサリモスのどぶろくと、荻町のトマトジュースのファンです。
H21.4.17 竹田市総合社会福祉センターでの講演