やはり、米国への留学体験が大きいと思います。
米国では、「WORK(働く)」という概念が非常に貴ばれます。
「どんな仕事をしてるの?」は、よく聞かれる質問です。人々が高い教育を得て良い仕事(GOOD JOB)に就きたいという想いを、日常的に感じます。
医療にも精神科にもその精神は宿っていて、精神科は、TAX PAYER(納税者)を増やすところという教育を受けます。
そのため、私の精神科臨床には「TAX PAYERを増やすんだ」という目的が背中にあります。
そうなると、自然と労働者とそのご家族を診るクリニックをつくるという考え方になります。
リワークデイケア(復職デイケア)も同じ考えで、社会に戻って税金を納めるようになるということが、私の中で治療目的にあります。
そのため、障害者雇用にもとても関心があります。不登校や引きこもりにも時間を割きたいと考えています。