患者さんには、特に初診の患者さんには、セカンド・オピニオンを受ける事をすすめています。
精神科の場合でしたら、サード・オピニオンくらいまで、専門医の意見を聞いておくと、だいたい標準的な考え方とか、治療とか、予後が見えてくるものです。これが、1人の専門医の説明だと、なかなか見えてこないものです。
それには、もう一つの理由があります。
実は、治療の最初と途中、後半からは相性の良い先生が変わってくるのです。
患者さんは自分が悪いとか考えなくて良くて、出会いにはタイミングがあるんです。
※賢いユーザーとして考えると、1人の主治医に絞らないで、2人・3人と意見を求めておく専門医を作っておくのが良いと私は考えています。