先週末は勉強会で上京しました。
今回は大人の発達障害についての講演会でした。
以前は発達障害の診断についてADHDか広汎性の発達障害(アスペルガー)なのか
分けて考える風潮がありましたが、最近では一緒に持っているケースや、
二次性障害(うつやパニック、摂食障害など)を併発しているケースのほうが
はるかに多いことがわかってきました。
大人のADHDを例にとると、いつもテンパっているとか、リラックスできない、
ギリギリ人生、探し物の多い人生などがあげられます。
発達障害は早期の診断がとても大切になります。
診断がなされ、それがご本人や家族に受け入れられた時点で
治療の3分の1は終了しています。
実際には“自我違和感”が乏しいため、変わった行動をしているのに、
みんなも同じだと思いこんで自分の考えや意見を一般化しがちです。
そのため将来の職場を解雇されたり転職する可能性がとても高くなりがちなのです。